L’art de l’Assemblage

アッサンブラージュ

芸術的な時

組立て、練り直し、調整する。
様々な馥郁のあり方において
魔法というべき調和を見出せるまで
この作業は繰り返されます。
それはまるで、厳かな交響楽団のよう。
技術、感性、謙虚さを備えた指揮者が、
楽曲に自分の解釈を刻み、
最後の美酒を決定するのです。

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Portrait du maitre de Chai

シーン1組み立てる

[00:02.02]全ての材料が目の前に揃いました。 | [00:04.81]アッサンブラージュ(ブレンド)する時です。 | [00:06.16]スタイルの確立されたワインを造っていきます。 | [00:08.96]完璧なバランスを見つけるために全感覚を研ぎ澄ませます。 | [00:12.50]そのために繰り返し試飲を行います。 | [00:16.16]ブレンドは一日で終わりません。 | [00:18.76]テイスティングを重ねるうちに築かれるのです。 | [00:22.00]Henry de Ruffray
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Les gestes de l’élevage

熟成

融和の時

18か月間、心を込めて作業をしていきます。
何世紀にもわたり、世代から世代に引き継がれて
いる仕事です。新生児に寄り添うような
果てしない忍耐力で臨まなければなりません。
まるで、慈しみをもって
成長する子供を見守るようです。

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Portrait de Jean Marie dans les chais

シーン2寄り添う

[00:01.56]1983年からここで働いています。 | [00:04.33]これまで数多くの樽を見てきました。 | [00:06.41]しかし昔と変わったことはそんなにありません。| [00:08.76]同じ技術が今も使われています。| [00:11.77]少しは現代的なやり方になりましたし、 | [00:15.15]設備もよくなっています。 | [00:17.90]しかし私のやり方は変わりません。| [00:20.22]樽を転がし、 | [00:21.98]優しく撫でて、きれいにしていきます。 | [00:23.96]一番大切なのは、樽が満タンになるよう気を配ることです。 |  [00:27.05]定期的に行っている澱引きでは、 | [00:29.42]常にロウソクを使います。 | [00:31.75]だから、ここは一際明るいのです。 | [00:35.42]清澄されると、 | [00:37.50]きれいでしょう。| [00:39.59]私たちはいつも卵白清澄をしています。 | [00:41.99]これ以上素晴らしい方法はありません。| [00:44.71]作業の中には | [00:46.42]機械にはできないことがあります。| [00:49.16]やはり違います。| [00:50.29]自分の目でワインを確かめ、 | [00:52.44]樽に触れる必要があるのです。| [00:54.00]Jean-Marie Lardin
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L’alchimie de la vinification

醸造

燃え立つ時

醸造は錬金術に似ています。
タンクに集められるブドウを見ていると
それが日に日に分かります。
型にはまったやり方は存在しません。
専門性が問われるのは、収穫に応じて新たな価値を
生み出すためです。果実や液体や香りの融合があり、
そこからすべてが始まるのです。

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Portrait de Didier

シーン3変化させる

[00:02.87]タンクの栓を開けるのがいつも楽しみです。| [00:05.55]ばら色をしたワインが桶に流れてくる様子を見ます。| [00:07.94]その時フルーツの芳香が | [00:09.10]鼻をくすぐります。 | [00:11.78]発酵が始まっているのが分かります。 | [00:13.89]ぶどうの搾汁が揺らめき、色が変わり始めています。| [00:16.60]それがアルコール発酵まで続きます。 | [00:20.12]細心の注意を払って段取りをします。 | [00:22.22]酵母は週末も祝日も関係なく働いています。 |  [00:26.67]ワイン醸造のプロセスを間近で見るのは強烈なことです。 | [00:29.11]大試合に参加しているようで | [00:31.58]ワクワクする時間でもあります。 | [00:33.45]陽気な雰囲気が続きます。 | [00:35.00]Didier Larue
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L’art de décider

収穫

決断の時

ブドウの味見をし、良し悪しを判断して、
収穫のタイミングを決めなければなりません。
どんな明日が訪れるかはっきりとわからなくても、
勇気をもって、私たちのワインのスタイルに
忠実であるべきです。各区画の特性に応じて、
成熟と新鮮さのバランスを見極めるため、
カミソリの刃の上を歩くかのように、ブドウの

樹の列を前進していくのです。明日にでも
これまでの畑仕事が全て無駄になるかもしれません。
摘み手は決断する時に、冷静さ、経験、
ブドウ畑や土壌についての深い知識が求められます。

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Portrait de François, chef de culture

シーン4判断する

[00:01.05]全てがひっくり返ってもおかしくない瞬間です。 | [00:03.31]タイミングが数日ずれるだけで | [00:05.19]今までの作業がすべて無駄になるかもしれないのです。 | [00:09.64]畑や周辺の環境を | [00:11.29]熟知した上で | [00:13.10]収穫の決断をしなければいけません。| [00:16.33]Xデーが近づくと、迷いが生じます。 | [00:18.72]天気予報を熱心に見るようになります。 | [00:21.24]1回、2回、10回と | [00:23.94]覚悟を決めては、| [00:25.45]運命の瞬間を先延ばしにします。 | [00:28.36]そして突如、躊躇する気持ちが消え、 | [00:30.44]ついに収穫の時を確信します。 | [00:32.08]次なる冒険へと踏み出すのです。 | [00:33.00]François Baudoux
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Les vendanges

ぶどう栽培

目を配る時

一日たりとも同じ日はありません。気まぐれな
自然を相手に、対策を練り直すこともよくあります。
しかし過去から受け継がれたやり方によって、
進路を見失わずにいられます。そして、
大切なブドウの房を灼熱の太陽や大雨、厳冬から守る
ことができるのです。作業は屋外で行いますが、
実は影の仕事でもあるのです。

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Portrait d’un vigneron

シーン5手入れする

[00:02.67]私は剪定を最も大切にしています。 | [00:06.17]剪定するのは冬。 | [00:09.14]|あっという間に時間が過ぎ、 | [00:11.77]収穫が終わったと思ったら、もう12月です。 | [00:15.94]寒い時期、 | [00:17.77]私は畑に入ります。 | [00:19.15]安全な服装と剪定ばさみを身に着け | [00:22.76]責任者からの指示を | [00:24.09]頭の中で反芻します。 | [00:27.86]ブドウ畑の列に入り、株を前にして | [00:31.10]今の様子を観察し、将来の姿を想像します。 | [00:34.77]適度な高さにするにはどうすべきなのか、 | [00:37.85]枝葉が重なり合わないよう | [00:39.71]主枝の長さを予測しなくてはなりません。| [00:42.96]集中して、慎重ながらも情熱をもって剪定していきます。| [00:48.70]一日が終わると道具を置いて、 | [00:51.66]自主点検として畑の列をもう一度通ります。 | [00:56.97]仕事をやり遂げたこと、そして | [01:00.61]自分の決断を誇りに思いながら、帰途に就くのです。| [01:10.00]Rachida Touzani